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老人ホーム探しは何歳からがベスト?

老人ホームを探すは何歳から
Q.老人ホーム探しは何歳からしたほうがいいですか? 
「結婚はしておらず、独身の一人暮らしです。正直もう結婚できる気がしませんし、このまま独身も気ままでいいかなと思っています。ただ、もう50歳を超え、老後のことが気になりはじめました。
蓄えはある程度あるので、早めにシニア向けの施設などに入ったほうがよいのではないかとも思っています。介護が必要な状態になる前に安心したいのですが、いつから入居するのがベストですか?」
(相談者:男性・55歳)

老人ホームの入居可能年齢は60歳・65歳から

老人ホームや高齢者住宅へ入居する時期に、「正解」があるわけではありません。一人ひとりの家族構成や資産状況、健康状態などによって変わってきます。
ただし、高齢になってからの一人暮らしは不安なことも多いでしょう。ある程度の蓄えがあるのであれば、早めの転居を検討してもよいかもしれません。

日本では未婚化や離婚率の上昇によって、一人暮らし世帯が増えています。若いうちは自由気ままな生活ができますが、ある程度の年齢を超えたときに気になるのは老後のことでしょう。
子どもがいればもしもの際に手助けをしてもらえるかもしれません。しかし、未婚の場合は特に自分自身で老後の在り方を考えておく必要があります。

一人暮らしで最期まで自宅で過ごすことも場合によっては可能ですが、安心できる状態とはいえません。やはり、高齢者住宅や老人ホームへの入居を検討したほうが、不安解消につながるでしょう。

ですが、実際に高齢者住宅や老人ホームへ入居できるのは何歳からでしょうか。相談者のように50代だと、すぐには入居できないことがほとんどです。
施設の入居に関しては、年齢条件が設定されています。施設の種類にもよりますが、65歳以上、または60歳以上というところが多くなっています。最低でもその年齢に達する必要があることを覚えておきましょう。

つまり、相談者が入居可能な年齢になるまでには、時間的な余裕があります。まずは、どんなところに住みたいのか、情報収集をする期間にあてるとよいでしょう。

介護の必要性によって入居先が変わる

介護が必要なのかどうかによって、入居できる高齢者住宅・老人ホームが異なります。

介護の必要がない場合(自立)の入居先

施設や高齢者住宅には、要介護度による入居条件があることがほとんどです。
「介護が必要な場合」は、一般的に要介護1以上であることを指します。要支援であれば要介護予備軍、要介護認定で自立の結果がでれば、介護はまったく必要のない状態といえます。

自立の場合の選択肢となるのは、以下の種類です。

・有料老人ホーム
介護のイメージが強い有料老人ホームですが、なかには自立の高齢者が入居できる施設もあります。数は少ないですが、健康型有料老人ホームという完全に自立向けの施設も。

・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
賃貸で入居できる住宅です。基本的に介護サービスはついていないので、必要に応じて外部のサービスを利用します。見守りサービスがあるので、もしものときは安心です。

・シニア向け分譲マンション
施設とは特色が大きく異なるのがシニア向け分譲マンション。有料老人ホームなどと違うのは、「分譲」であり所有権を得られることです。
また、シニア向け分譲マンションには、50歳から入居が可能な物件もあります。一般的な分譲マンションに比較して、購入価格や月々の管理費は割高となりますが、その分レストランやフィットネスジムといった設備が整っていたり、ホテルのような高品位なサービスを受けられることが期待できます。

それぞれの施設種類によって、入居条件は少しずつ異なります。年齢や要介護度、持病の有無などによっては入居できない可能性もあるので、必ず詳細に関しては各施設に確認するようにしてください。
また、施設によりサービスの内容や水準、利用料金も大きく異なります。利用したいサービスや付帯施設の種類を比較しながら、予算面も考慮して入居先を検討しましょう。

介護が必要な場合の入居先

場合によっては、想定より若いうちに介護が必要になる可能性もあります。そのようなケースに備えて、要介護で入居できる施設も視野に入れておきましょう。

・有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームであれば介護サービスがついていますし、住宅型有料老人ホームであれば介護サービスは外部の事業所と契約することになります。

・特別養護老人ホーム(特養)
入所条件は要介護3以上なので、相談者のケースでは第一候補にはならないでしょう。特養は公的な施設のため、料金が安く需要が高くなっています。

・グループホーム
認知症であることが入居の条件です。65歳を超えて認知症が発症していなければ、相談者の候補には入らない施設です。

ある日突然、介護が必要な状態になることもあるものです。もしもの場合に備えて、近所にどんな施設があるのかはチェックしておくとよいでしょう。

自立で入居したときの注意点

早い時期に高齢者住宅・老人ホームへ入居する方には、注意すべきポイントがいくつかあります。

費用が高めになることも

自立で老人ホーム・高齢者向け住宅を検討する場合、特別養護老人ホームなどの介護保険施設に入居することはできません。これらは、ほんとうに困っている方のための施設だからです。
そのため選択肢から外れ、候補となるのは自立向けの有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などです。これら一部の施設では、年齢に応じて前払いの金額が変わります。年齢が若いほどに料金が上がるので、ある程度まとまった金額が必要になります。

入居者の年齢が高い

こういった施設・高齢者住宅は、おおむね65歳を超えた年齢の高い方が入居しています。
全国有料老人ホーム協会が2013年にまとめた報告書によると、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅のいずれも、入居者のほとんどが80歳以上で、65代以下の入居者は2%にも達しません。
そのため、施設内で同年代の友人を作ることは難しいかもしれません。

要介護度が上がると退去しなければならないことも

老人ホーム・高齢者住宅の条件によっては、要介護度が高くなると退去の必要が出てくることがあります。
「自立で入居して看取りまで」と考えているなら、なおさら注意したいところです。望まない退去は費用もかかりますし、高齢になってからの環境の変化は心身に負担となってしまいます。入居前には、必ず要介護度が上がったときの対応も確認しておくとよいでしょう。
また、継続して入居が困難になったときに、住み替えのサポートを行ってくれる施設もあります。施設の検討時に、忘れずに確認しておきたいポイントです。

まとめ

相談者は健康でまだ55歳。ほとんどの老人ホームや高齢者住宅では入居できる年齢が60歳もしくはまだ65歳以上なので、まだ時間があります。
どんな選択肢があり、それぞれにどんな特徴があるのか、ゆっくり知識を得て気になる施設を探してみるといいでしょう。複数を見学することで、だんだんとイメージも絞れてくると思います。
60歳までを施設検索と見学に費やして、目星をつけておくのがよいのではないでしょうか。

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