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大阪府の老人ホーム・介護施設の現状
日本第2の大都市圏、大阪
大阪府は、近畿地方の中央部に位置します。2018年4月時点での人口は882万人ほどで、東京都、神奈川県についで3番目に人口の多い都道府県です。面積は1,905平方キロメートルと、こちらは香川県についで2番目に狭いため、人口密度は東京都についで2番目の高さとなっています。
府域の多くが大阪湾に面し、気候は瀬戸内海の影響を受けます。年間の平均気温は、人口が多い地域では16度程度。標高が高く、瀬戸内海の影響が弱くなる北部あるいは東部の山沿いでは、12~13度程度とやや下がるとはいえ、府内の多くの地域は温暖で、降水量も多くはありません。
なお、大阪市を中心とした都市部では、ヒートアイランド現象の影響を受け、夏場はかなり高温になります。昼間ではなく夜の気温が下がりにくいのが特徴で、夏はかなり暑いといえます。
冬は温暖で、都市部で雪が降ることは、あまりありません。冬が比較的しのぎやすいことは、大阪府で老人ホームを選ぶ際のポイントになるところでしょう。
大阪府は、東京(首都圏)につぐ、日本第2の大都市圏における中心部でもあります。京都あるいは神戸を含んだ都市圏人口は1,716万人を数え、これはモスクワあるいはカイロ、バンコクといった主要国の首都をも上回る規模です。
大阪府内の人口は、府庁がある大阪市が人口271万人(2018年3月現在)、泉北地域の中心都市である堺市で83万人となっており、この2つは政令指定都市です。
さらに、府内北部には高槻市(34万人)、枚方市(40万人)、豊中市(39万人)、東部に東大阪市(49万人)と合計4つもの中核市を抱えています。
それ以外にも、大阪市周辺には1970年に日本万国博覧会が行われた吹田市(37万人)や寝屋川市(23万人)、茨木市(28万人)、八尾市(26万人)などをはじめとして、人口10万人以上の都市が多数あります。府の南部で、関西国際空港を有する泉南地域にも、岸和田市(19万人)を中心に、複数の都市があります。
大阪府は全国各地へのアクセスも容易
老人ホームを探す際には、費用や介護・医療ケアの充実度などの他に、家族の訪れやすさも重要です。それには交通事情も大事なポイントになりますが、大阪府の場合はどうでしょうか。
古くから商工金融業が発達した関係から、人の往来が盛んだった大阪府は、交通も非常に便利です。JRでは、東海道・山陽新幹線が新大阪に通じていますし、大阪駅・北新地駅には北陸や播但、奈良など各方面への列車が発着します。
私鉄の路線網も、緻密です。大阪市内の地下鉄をはじめ、市内の梅田からは京都・神戸方面に、難波などからは奈良・和歌山方面に通じます。
方面別にさまざまな路線があり、行き先によって利用する鉄道会社と大阪側のターミナルが変わることが特徴です。ただ、大阪は町の規模が大きくはないので、慣れれば目的地には行きやすいでしょう。
高速道路網の整備は、近年目を見張るものがあります。また、国内線専用の伊丹空港(豊中市)と、国際線主体で国内線はLCCが多くの便を運航している関西国際空港という、2つの大空港を擁することも、特筆すべきでしょう。
全国に開かれている大阪府は、大阪府以外の都道府県から大阪府の老人ホームに入居したいという希望、あるいは大阪府以外の施設に入居したいという大阪府民の希望を叶えやすい地域といえるでしょう。
大阪府の有料老人ホームは選択肢が多い
大阪は社会福祉の先進地としての一面も持ちます。大正期に、全国に先駆けて方面委員制度を制定し、市民館を設置するなど、行政が大きな役割を果たしてきました。さらに、市民館を軸としたセツルメント運動には、民間も大きな役割を果たしてきたのです。
セツルメント運動とは、持つ者と持たない者が、ともに地域の中で支えあう運動のことを言います。大阪は共助の精神が強い土地柄であることを、示しているといえるでしょう。
さて、そういった背景を持つ大阪府の介護施設事情ですが、まずは有料老人ホームの状況から見ていきましょう。大阪府の場合、有料老人ホームの状況をまとめて集計したデータがありません。さらに、集計時期にも若干のズレがあることをご了承ください。
まず、大阪市です。2018年4月時点で、大阪市内にある有料老人ホームは335施設です。大阪市には実に24もの区があり、最大人口の平野区で19万人、最少の大正区で6.4万人です。3倍程度の開きがありますが、東京都特別区に比較すると区の人口に極端な差はないといえます。
施設の分布も、人口の多い平野区に41施設、生野区に37施設、西成区に30施設あるのが目立ちます。大阪市の中心部で、商業地域でもある中央区や北区では施設数が少ないのですが、繁華街ミナミを抱える浪速区に15施設あるなど、有料老人ホームは全市にわたって分布していると考えていいでしょう。
大阪府第2の都市、堺市についても見てみます。2018年4月現在で、96の施設があります。中区に27施設、同市の中心市街が位置する堺区に22施設あります。堺市も大阪市同様、市内全域に施設があると考えていいでしょう。
中核市では、府の北部にある高槻市に18、枚方市に48、豊中市に41、東大阪市に78施設となっています。東大阪市のみ2018年3月の集計で、ほか3市は同年4月の集計です。
なお、大阪府内のその他の地域では、大阪市あるいは堺市の周辺にあり、人口も多い吹田市、茨木市、寝屋川市、守口市、八尾市、松原市などが、施設数の多い自治体となります。南部にも、岸和田市を中心として施設があります。
大阪府内にお住まいで地元での暮らしを望まれる方にも、大阪府外から府内の施設を探される方にも、選択肢は多いといえます。
ですが、有料老人ホームは施設により特徴が大きく違うことも考慮しておきましょう。大阪府内の有料老人ホームは対応可能な医療措置の種類が多い傾向ですが、その他にも、レクリエーションや娯楽系の設備が充実している、こだわりの食事を用意している、リハビリテーションが充実している、環境がいい、夫婦揃って入居できるなど、入居にあたり何を望むのか優先順位を付けておくと、探しやすくなります。
とはいえ、自治体などの一覧表では、なかなか特徴が見えてきません。オアシスナビでは、費用や施設があるエリアだけではなく、医療措置の対応、さまざまなこだわり条件を指定した上で絞り込み検索ができますので、ぜひご活用ください。
大阪府の特別養護老人ホーム
要介護度が重い高齢者が入居する公的な施設として、重要な位置にある特別養護老人ホーム(特養)についても見てみましょう。大阪府全体では、480ほどの特養があります。うち、大阪市が所管する施設は、2018年4月現在、全部で145あります。
参考までに、東京都区部にある特別養護老人ホームの数が288です。大阪市と東京都区部は3倍以上の人口差があることから、人口あたりの施設数でみると大阪市内には数多くの特養があることになります。
特別養護老人ホームは、地域に根ざした施設のため、都市部では相対的に数が少なくなる傾向があります。そのような中での145という施設数は、大阪市における福祉施設整備状況の良好さを示しているともいえます。
他の政令市、中核市はどうでしょう。堺市には38、高槻市には21、枚方市には48、豊中市には14、東大阪市には38施設があります。その他の地域では当然ながら、人口の多い自治体には多くの施設があり、吹田市に17、茨木市に10、寝屋川市に13、八尾市に16施設あります。
これらの他の市町村に特別養護老人ホームがないわけではありません。これまで触れてこなかった泉南地域でも、岸和田市や泉大津市を中心に多数の施設が立地しています。また、大阪府には9町1村が残っていますが、すべての町村に特養が立地していることも、特筆すべきでしょう。
入居待機者の問題など、特別養護老人ホームにも解決すべき課題は多いのですが、「住み慣れた市町村で過ごしたい」というニーズに応えることが可能なよう整備されています。また、整備も進んでいます。
大阪府のサービス付き高齢者向け住宅
自立できている状態でも、高齢者の一人暮らしは何かと心配です。身内と離れて暮らさなければならない事情がある高齢者には、見守りサービスもあるサービス付き高齢者向け住宅へ転居するという選択肢もあります。
一般社団法人 高齢者住宅推進機構が提供しているサービス付き高齢者向け住宅情報提供システムによれば、大阪府内のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の物件数は、2018年4月現在、630となります。
大阪市に167と、全体の25%ほどが集中しています。利便性もよい堺市には74のサ高住があり、その他には、東大阪市に48、八尾市に42、豊中市に27、枚方市に27、岸和田市に20、茨木市に16施設があります。
傾向としては都市中心とはいえ、サービス付き高齢者向け住宅も府内にまんべんなく立地しています。施設によって個性も異なるので、検討の際は、いろいろな視点で候補を比較することを、おすすめします。
大阪府の高齢化率と人口の推移
ここまでに見てきたとおり、大阪府における高齢者福祉施設の整備は、比較的充実しているといえます。ではその大阪府の高齢化の状況は、現在どのようになっているでしょうか。
総人口における65歳以上の割合は、2017年10月現在で26.6%です。
この時点での全国の高齢化率と比較できるデータがないため、2018年度から2020年度までの、大阪府における高齢者政策の骨子となる「大阪府高齢者計画2018」を見てみます。2015年の国勢調査時の値になりますが、大阪府における高齢化率は26.1%でした。全国平均が26.6%ですから、これはほぼ平均的な数値であるといえるでしょう。
大都市を抱えるのに、なぜ大阪府の高齢化率はあまり低くないのでしょうか。それは、就職や進学などで府外から大阪府に移り住む人が多いことによります。特に、団塊の世代では、たくさんの人が大阪府に移り住み、定着しました。これらの要因もあり、2000年には15.0%だった大阪府の高齢化率は、その後5年毎に、きっちり3.7ポイントの上昇を繰り返しました。
市町村別の高齢化率も見てみましょう。政令市では大阪市が25.3%、堺市が26.9%となっています。中核市では高槻市が27.7%、枚方市が27.0%、豊中市が25.4%、東大阪市が27.5%です。大阪市や豊中市では平均よりやや低いのですが、高槻市や東大阪市のように、府の平均より1ポイント程度上回っている中核市もあります。
高齢化率が低い自治体は、吹田市の22.9%、関西国際空港に近い泉南郡田尻町の23.1%、茨木市の23.5%が挙げられます。反対に、高齢化率が高いのは、府下唯一の村で山村の風景が広がる南河内郡千早赤阪村の40.8%、府北部の能勢郡豊能町の38.9%、和歌山県境に位置する泉南郡岬町の36.4%などが挙げられます。
町村部などでは高齢化はより進み、都市部では比較的高齢化の進行が抑えられるという全国的な傾向は、大阪府にもあてはまります。なお、高齢化は今後も進行します。2025年には大阪府全体の高齢化率は29.2%に、2040年には36.0%に達するとされています。
人口も、既に減少しはじめています。国勢調査では、2010年までは大阪府の人口も増加が続いていましたが、2015年の調査で、前回に比較して2.6万人ほどの減少が見られました。これをもとに行った推計では、2020年には864万人に、2025年の人口は841万人になり、その後減少のペースが大きくなって、2040年には745万人になると見られていました。
ただ、大阪府の2018年4月現在の推計人口は882万人です。2015年の推計から考えると、やや大きな数値です。合計特殊出生率が改善の傾向を見せているなど、プラス要因があったのか、想定ほどの人口減少は起きていないといえます。ただし、現在の人口を維持するために必要な合計特殊出生率である2.08には、遠く及ばないのも現状です。持続可能で十分なケアができる高齢者政策の必要性が増しています。
大阪府の要介護認定者数と地域包括ケアシステムの構築
大阪府でも要介護認定者数が右肩上がりで増加しています。2018年現在でおよそ49.9万人。2003年には約23.2万人なので、この15年間で倍以上になっていることがわかります。
大阪府は、1人あたりにかかる介護費が47都道府県中でもっとも高いこともあり、要介護認定者が増えることは深刻です。
高齢者福祉について、これまでは家庭から施設に、という方向づけがなされていました。このことは、家庭における高齢者介護の負担を大きく減少させるなど、大きな成果をもたらしました。
しかし現在では、たとえ要介護状態になっても、できる限り住み慣れた自宅・地域で暮らすことができる、そういった高齢者ケア体制の整備を進めています。「地域包括ケアシステム」がそれにあたり、老人ホームなどの施設もその一端を担うことになります。
「大阪府高齢者計画2018」でも、当然ながら地域包括ケアシステムの構築が重要な課題として盛り込まれています。福祉の先進地でもあるため、計画は具体的で、制度の持続可能性を盛り込むなど、意欲的なものとなっています。
また、大阪らしさを感じるのは、目標設定や計画の進行管理にあたって「PDCAサイクルの推進」が掲げられたことです。PDCAサイクルとは、事業活動での管理業務を円滑に進める手法で、計画・実行・評価・改善の4つのプロセスを順番に行い、改善を次の計画につなげるというものです。
適切な目標設定、成果の評価と反省。これらを明示的に盛り込むことで、計画をより実効性のあるものにしていくことができるでしょう。昔から多くの人を受け入れてきた、思いやりにあふれる大阪府は、これからも、人にやさしい大阪府であり続けることが予想されます。
大阪府の魅力
水運が便利であった大阪は、古い時代から発展してきました。江戸時代には「天下の台所」と呼ばれ、全国経済の中心地としての地位を得ました。明治維新後も、繊維産業をはじめとした軽工業が発達したことから、商工業の中心地というポジションを確かなものにしていきます。
その後、東京への集中が加速しますが、電気機器や薬品などの製造業や、金融業など企業の多くが大阪発祥です。
また、近畿地方全般にいえるのですが、文化も高いレベルで発達しており、全国で支持を得ています。伝統のある商工業というしっかりした経済基盤が、文化の発達に貢献していることがわかります。
巨大都市としての顔だけではなく、府の北部、大阪市からそう遠くない北摂地域の北部には、豊かな里山の風景が広がります。府の東部、奈良県境には金剛山を中心とした山地もありますし、府の南部には海水浴やマリンレジャーを楽しめる場所もあります。
多くの人が集まる都市部、自然を楽しめる地域、大阪府は地域によって異なる魅力があります。自宅のある地域、家族が通いやすい地域、気候や環境が好みの地域など、大阪府ではさまざまな老人ホームの選択肢があるといえるでしょう。