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2025/08/16
「もし明日から親の介護が始まったら、あなたは誰に、どう伝えますか?」介護は突然やってきます。介護認定や訪問調査の“ちょっとした工夫”を知っているかどうかで、受けられるサービスの質が大きく変わるのをご存じでしょうか。 介護認定は、地域包括支援センターへの申請から始まります。調査員が訪問し、本人への質問を重ねますが、このとき「迷惑をかけたくない」と元気に振る舞うことで、実態より軽く判定されることが少なくありません。 そこで大切な工夫を8つご紹介します。 ①訪問時間は夕方を希望──疲れが出やすい時間帯の方が実態を伝えやすい。 ②主治医に意見書を依頼──「親を守るために必要な支援」と伝えると協力が得やすい。 ③説明しづらい内容はメモで渡す。 ④夜間の徘徊などはスマホで記録し提示する。 ⑤入院など容体が急変したら「区分変更申請」で再挑戦可能。 ⑥認定前でも「暫定ケアプラン」で前倒し利用できる場合がある。 ⑦「介護を放棄したい」ではなく「親を守るため」と表現する。 ⑧掃除はしすぎない──ありのままの生活を見せる。 介護認定はただ申請するだけでは不十分です。準備と工夫次第で、親と自分を守るサービスにつながります。日々の記録を残し、実態を正しく伝えることが何より大切です。
0120-512-551