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良い老人ホームの共通点6 良い老人ホームの共通点6

【良い老人ホームの共通点6】 家族や地域に対してオープン

家族・地域に開かれている 老人ホームが入居者の家族に対してオープンであることは、とても重要です。
多くの老人ホームでは、入居者や家族などとホーム側が意見交換をする「運営懇談会」が行われています。老人ホームの運営について、ホーム側と入居者や家族が集まり、サービスの問題を話し合い、解決する場です。中立的な立場である民生委員や学識経験者が参加することもあります。

国が指針を示しているため、管理規定等に明記されているところが多いのですが、その内容や頻度は老人ホームによってまちまち。毎月積極的に行っているホームもあれば、1年に1度行うかどうか、というホームもあります。

この場がしっかりと設けられていれば、疑問や要望を速やかに伝え、解決に向けて動いていくことができます。お互いの関係性が深まり、信頼が高まる場です。

中には、運営懇談会とは別に、老人ホーム入居者の家族が主体的に「家族会」を運営するホームもあります。家族会があれば、家族の悩みを気軽に家族会の仲間に相談したり、ホームとの付き合い方を家族会の先輩メンバーに教わったりすることもできます。

また、老人ホームは、家族だけでなく、近隣との付き合い・助け合いもとても重要。認知症で徘徊してしまった場合など、近隣と良い関係が築けていれば、すぐに知らせが来たり、大事に至らないようフォローしてもらうことができます。

入居者は、健康上の問題でなかなか出歩くことができないと、ホームから外に出る機会が減ってしまいます。しかし、子どもや若者、地域住民がホームに遊びに来るような環境であれば、入居者にもよい刺激となり、生活にハリがでます。

また、別の側面から見ると、高齢者は人生の大先輩。社会を支えてきた人たちであり、今、自分達があり、日本の社会があるのも、その先輩方のおかげです。人生について学ばせてもらえることもたくさんあります。

社会は子供も、若者も、働き盛りの世代も、高齢者もいて、全体で成り立っているもの。子供や若者が高齢者から学ぶことも、高齢者からしか学べないこともあります。世代を超えた地域交流は、お互いにとってプラスの面があるのです。

家族や地域にオープンな老人ホームは、問題を隠さず、課題を明らかにしながら、解決に向けて動きます。何かトラブルがあった場合でも、ホームと家族・地域が協力し合いながら、よりよい方向に運営していくことができるのです。

家族・地域に開かれているかどうかは、どこで判断する?

家族・地域に開かれているかどうかは、どこで判断する? 家族との関わりについては、運営懇談会の頻度・内容などを聞いてみましょう。行われていなかったり、参加者がほとんどいないような場合は、家族と密な連携がとれていない可能性が高いでしょう。
逆に、頻度高く行われ、参加者も多いのであれば、家族に対してオープンな老人ホームです。

また、懇談会の内容もホームの一方的な説明で終始してしまうのではなく、活発に意見交換ができ、過去に出た課題に対する解決策がしっかり報告されるような場が理想的。懇談会の内容も聞いてみましょう。

他にも、家族を招いたイベントを定期的に行っているかをチェック。クリスマス会や納涼祭など、家族も参加できるイベントを行っている老人ホームは少なくありません。家族にとっても、日ごろの入居者の様子や、ホームのスタッフの様子が見られる貴重な場。どんな場があるのか確認してみましょう。

このようなイベント以外でも、基本、家族は老人ホームへの立ち入りが自由ですが、突然ふらっと遊びに来るのを歓迎するホームもあれば、事前に連絡が必要、という場合もあります。夜間などは、セキュリティ上の問題や、共同生活で他の入居者への影響などもありますが、できれば自由に出入りできるホームの方がよいでしょう。
また月に1度など、定期的に入居者の様子を電話や手紙で家族に報告してくれるホームもあります。遠距離で頻繁に顔を出せない場合などは、ありがたいですね。

地域に対してオープンであるかどうかは、地域のイベントへの参加状況などでも見えてきます。地域と密に連携していれば、イベントに参加したり、老人ホームの食堂や多目的スペースを地域の集まりに開放しているケースがあります。

家族・地域に開かれているかを見極めるポイント

  • ●運営懇談会がきちんと行われているか?その内容は?
  • ●家族を招いたイベントを行っているか?
  • ●そのほかにも、家族とホームがやりとりする機会があるか?
  • ●地域のイベントなどにホームが参加しているか?

※老人ホームを見学するなら、「ホーム見学の流れと注意点」ページもチェック!

編集部が取材しました!家族・地域に開かれているホーム

銀木犀<西新井大師><介護付き有料老人ホーム>

銀木犀<西新井大師>
入居者がお店番する「駄菓子屋」が人気
サービス付き高齢者向け住宅の「銀木犀」には、入居者がお店番をする駄菓子屋を併設。学校帰りの子どもたちが集まる人気の場所になっています。駄菓子屋の奥にはリビングがあり、子どもたちは自由に出入り。地域の子どもたちと入居者のふれあいが生まれています。続きを読む

ケアポート八王子<介護付き有料老人ホーム>

ケアポート八王子
ご家族の面会が多く、ご近所さんとの交流も大事に
ご家族がよく面会に来たり、ご近所さんが毎週カラオケに参加したり、近隣の学生さんがイベントに誘ってくれたり…。風通しの良いオープンな運営が魅力の介護付き有料老人ホーム。ご家族や地域との交流を大事する理念が、利用者の居心地の良さにもつながっています。続きを読む

ニチイケアセンター藤心<介護付き有料老人ホーム>

ニチイケアセンター藤心
町会の催しに積極的に参加して、良い関係づくり
ニチイでは、全国の介護施設で年に一回「ニチイまつり」を開催。入居者やその家族はもちろんのこと、近隣地域の人々を招待しています。また、ニチイケアセンター藤心では毎朝、散歩で出会うすべての人に「おはようございます」と挨拶をするようにしているそうです。続きを読む

リーフエスコートあじさいの丘II<介護付き有料老人ホーム>

リーフエスコートあじさいの丘II
地域に根ざした医療法人が支える 地域交流を大切にしたサ高住
建物の1階に保育所があるサービス付き高齢者向け住宅。保育所の子どもたちと「あじさいの丘Ⅱ」の入居者の交流が盛ん。子供と高齢者が、一緒に畑で野菜を育てたり、夏祭りや夕涼み会などのイベントを実施したり。年代を超えたコミュニケーションの場となっています。続きを読む

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