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老人ホームを探す時、考えておくべき7つの条件 老人ホームを探す時、考えておくべき7つの条件

【考えておくべき条件1】 老人ホームに払える費用はいくら?

費用 お金は、条件の中でも必須の項目。どんなに入りたいと思える老人ホームがあっても、そのお金がないと入居できないのが現実です。
また、しっかり計算ができていないと、いつお金が尽きるかと不安を感じ続けながら暮らすことに。最悪の場合、途中で費用が払えなくなり退去を余儀なくされることもありえます。

まず、払えるお金をしっかりと計算すること。
そして、入りたい老人ホームでかかる費用を把握し、しっかり計算しておくことが重要です。

費用を考えるときに注意することは?

費用を考えるときに注意することは? 払える費用がどれくらいあるのか、と、今後の生活でかかる費用をそれぞれ計算します。以下の視点で見てみましょう。

<払える費用を算出するには>
1.年金額を把握する
2.預貯金の額を把握する
3.資産(株式・不動産・保険など)を把握する
4.ローン借入金など、マイナスの財産も把握する
5.家族の支援金額を把握する

※財産を把握するには、このページも参考に!

<かかる費用を算出するには>
老人ホームの費用は、一般的に「入居時費用」「月額費用」からなっています。
その際、特に注意が必要なのは、月額費用に何が含まれているか。ホームによって、どこまでの金額が含まれているかが異なります。
また、ホームに支払うのとは別に、「日常生活費(日用品や医療費など)」も発生します。

入居時費用・月額費用・日常生活費 それぞれの違い

入居時費用

老人ホームに入居が決まり、契約する際に支払いを求められる費用です。その金額、内訳はホームやその権利形態などにより大きく異なります。

有料老人ホームの場合
有料老人ホームの場合 主に入居金、入居一時金や入居申込金と呼ばれます。そしてそのお金は、施設協力金、終身利用権、保証金といった費用に当てられます。
終身利用権とは、老人ホームに入居している限り、その施設を利用できる権利を指しますが、一般に償却期間が設けられています。入居時に償却される割合は、ホームによりさまざま。償却期間中に退去した場合、その計算方式に従って返金がありますが、それは、あくまでも償却期間中の退去の場合。ホームによっては、契約時に100%償却される場合もあります。
馴染めずに即退去となった場合のことも考え、償却期間を確認することは必須です。償却期間を過ぎた場合、退去しての返金はありませんが、追加金も発生しません。終身利用権は、その名の通り、退去時まで存続されます。
最近では、高額な入居時費用は発生させず、その代わり月々の費用に上乗せするプランを用意する有料老人ホームが増えています。

サービス付き高齢者向け住宅やグループホームの場合
入居時の費用は、主に保証金・敷金に相当します。その金額は賃料の数か月分程度のことが多いので、有料老人ホームに比べて割安とも言えます。こちらも有料老人ホーム同様、入居時の費用0円というプランが増えています。

特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健)・介護療養型医療施設(療養病床)の場合
入居時に特別な費用は発生しません。原則、月額費用のみとなります。ただ、希望すればいつでも入れるわけではありません。要介護度や病気の状態など、入居の条件をみたし、その施設に空きがあった場合にのみ入居が可能です。

シニア向け分譲マンションの場合
シニア向け分譲マンションの場合 分譲マンションですから“利用権”ではなく“所有権”契約となり、相続や売却はもちろん、賃貸に出すことも可能です。入居時の費用に相当するのは、マンションの購入費用ですが、一括払いではなく、分割払いや住宅ローンなども使用できます。
なお、所有するため、月々の家賃は発生しませんが月額費用が0円になるわけではありません。シニア向けに設備やサービスが充実している分、管理費や居住費などの金額は、通常の分譲マンションに比べ高めになります。

※老人ホームの入居時費用に関するトラブルがしばしば起こっています。このコーナーで様々なトラブル事例をご紹介していますので、参考にしてください。


月額費用

月額費用 老人ホームに対しては、必ず毎月一定の金額を支払います。ただし、どこまでが月額費用に含まれるのかはホームによって異なります。
家賃や管理費はおおむね、月額使用料に含まれていますが、食事は食べた分だけを支払うため、月額の料金に含まないという場合も。水道光熱費も別途、部屋ごとに実費精算するため含まない場合があります。
また、介護サービスの費用については、特養や老健は基本的に月額利用料に含まれていますが、他の種類の老人ホームでは、原則含めていません。発生する介護サービスの内容や要介護度によって自己負担の金額が異なるためです。

月額費用が安いと思ったら、実はさまざまな費用が含まれていなかったためだった…というケースもあります。何を含めて何を含めないかは、老人ホームにより異なりますから、しつこいくらいに確認することをお勧めします。

介護サービスの費用や自己負担については、このページもご参考に。


日常生活費

医療費、被服費、おむつ代、電話代、交通費、趣味や娯楽にかかる費用、日用品や理美容にかかるお金などです。この金額は老人ホームにかかる費用と別に発生します。人により、生活費の内容・金額はさまざまですが、一定の金額が必要であることは間違いありません。
ホームに月額費用を支払ったら、手元にはお金がほとんど残らない、という状態では実際の生活ができませんので注意してください。

老後のお金はどれくらい必要か、をこのページでご紹介しています。参考にしてください。

老人ホームの費用の傾向

老人ホームの費用の傾向 超高齢社会の日本。高齢者の人数が増えるに伴い、老人ホームの数やバリエーションは増えています。そして、一つの老人ホームでも、複数の料金プランが選べるようになってきています。
特に有料老人ホームについては、入居時の費用は0円にして月額費用をその分高めに設定するプラン、80歳・90歳など一定年齢以上の入居者は安くなるプラン、1年単位で契約するプランなどさまざま。
今後の予定も考えて慎重にプランを選びましょう。

なお、生活保護費で生活をされている場合は、その生活保護の範囲内の老人ホームに入居が可能です。ケースワーカーに相談をしてみましょう。

費用の条件を整理するには…

  • ●払える費用を算出する
  • ●日常生活にかかる費用を算出する
  • ●老人ホームにかけられる費用を算出し、その費用に見合うホームを探す
  • ●複数の老人ホームを見比べる
  • ●料金プランも見比べる
  • ●月額費用に何が含まれるか不明な場合は、見学時に確認したり電話で問い合わせる

老人ホームを探す時、考えておくべき7つの条件

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